ご希望の公園・庭園/緑地情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト公園・庭園/緑地リサーチ
公園・庭園/緑地
トップページへ戻る
トップページへ戻る

公園・緑地情報

タコの山などの生物形大型遊具について



外観が無機質になりがちな遊具において、タコの山など、生物の形を模した大型遊具は個性的で子ども達の人気を集めるばかりではなく、近隣住民のひとつのシンボルとしても愛されています。住民たっての要望により、移設や補修が施されるタコの山もあります。

タコの山とは

タコの山とは

見るからにまさしく「タコの山」としか形容できないこの遊具は、前田屋外美術株式会社(現・前田環境美術株式会社)によって開発されました。同社の「プレースカルプチャー。石の山」という製品が彫刻家によってデザインされ、この製品をもとに頂上部に丸い屋根、すなわちタコの頭を新たに加えることにより、タコの山が完成しました。コンクリート製で、人造石研ぎ出し仕上げという製法によって、非常につるんとした表面をしています。その表面をロープやスロープなどを伝って登るため、身体能力が鍛えられます。

また、その特徴的で不思議な曲線はすべて彫刻家と職人による手作りで、全国にあるタコの山にひとつとして同じものは存在しません。こうした製作過程も、タコの山が人々に愛されるに至った理由のひとつとなっています。

タコの山のバリエーション

タコの山は基本的に、赤かピンクの色をした複数のすべり台と小さなトンネルを有した遊具ですが、いくつかのバリエーションがあります。まずタコに顔があるもの、頭にねじり鉢巻を巻いたもの、色が青いもの、横にタコ壷や子ダコを従えているものなどがあります。またすべり台だけではなく、見晴らし台、ネット登り遊具を備えたタコの山もあります。

最も古いタコの山

全国にあるタコの山の数は、記録が残っていないため正確なところが分からないのですが、数十年にわたって各所に設置され続けたその総計は190ヵ所に上ります(『東京新聞』2007年9月8日夕刊)。

その中で最も古いもののひとつとされているタコの山は1968年、東京都品川区の神明児童遊園に設置されました。ここには大小のタコが2基設置され、その間が鎖状の雲梯(うんてい)で接続されていました。その後住民に愛されながら、NTTドコモのCM(広末涼子さん出演・1996年)のロケ地として使用されるなどの歴史を経て、2007年、隣接の道路の補修工事に伴い撤去されます。しかし住民の強い要望によって子ダコは新設の公園へ移設、老朽化の進んでいた大ダコは全く同じ形のものが新たに作られ、子ダコの横へと並べられました。

その他の生物形大型遊具

タコの山同様に生物を模した大型遊具には、「恐竜」「貝」「魚」などがあります。そのユーモラスな形から、多くの人に愛されています。

タコの山の安全対策

タコの山はコンクリートでできていることがほとんどです。トンネル内などでは頭をぶつけた際にけがをしないようにするため、天井にクッションが取り付けられていることもあります。