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公園・緑地情報

州立恐竜公園の特徴



カナダのアルバータ州にある自然公園で、カナダのグローバル都市であるカルガリーから200km程離れた場所に位置します。日本では「ダイナソール州立公園」の名でも知られているこの公園は、全世界の中でも屈指の恐竜の化石層を有し、その学術的価値や自然の景観が評価され、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。

州立恐竜公園とは

州立恐竜公園とは

カナダの州立恐竜公園の特徴をご紹介します。

風土の特徴

州立恐竜公園は「バッドランド」と呼ばれる索漠とした眺めの渓谷にあります。至るところに屹立する土の塔が非日常的な景観を作り出しており、景勝地としても人気があります。恐竜の化石が発掘されたことにより、過去に豊かな自然環境が存在したことが判明しましたが、現在はコヨーテ、プロングホーンといった哺乳類やヨタカなどの鳥類、ガラガラヘビなどの爬虫類、オプンティアといったサボテンが生息し、複雑な生態系を形成しています。

化石の発見とその後

州立公園として指定されたのは1955年のことで、化石が出土する地層の保全を目的としたものでした。1987年にハイスクールに通う少女が恐竜の卵の化石を発見し、これをきっかけとして本格的な発掘調査が行なわれました。以降、39種の恐竜が発見され、ここで見つかった500を越す標本の数々が全世界の博物館に展示されています。比較的近くにあるロイヤル・ティレル古生物学博物館でも展示が行なわれており、この博物館では州立恐竜公園内の発掘作業を見学するツアーなどが開催されています。

学術的な価値

州立恐竜公園で発掘された化石の状態などを検証することによって、新たに判明した事実もあり、その学術的価値は非常に高いものです。例えば、それまで単独行動が中心であると考えられていた恐竜が、実際は家族単位で群れを形成していたことや、幾重にも重なった地層の状態を観察することで、恐竜がいかにして絶滅したのかの痕跡を見て取ることができます。また、欠損のない状態である「完全骨格」や、珍しい骨格の化石なども州立恐竜公園で見つかっています。

恐竜を絶滅させた隕石の存在

「K・T境界層」と呼ばれる地層から、隕石の存在を示唆する「イリジウム」という元素が見つかっています。このK・T境界層を境にして、それより上の層では恐竜の化石が途絶えています。これは、隕石の落下によって恐竜が絶滅したことを裏付けるものとして考えられています。

州立恐竜公園の主な利用者

公園自体が観光地として整備されている訳ではありませんが、やはり世界最大規模の恐竜化石層を見ようと、世界中から観光客が訪れます。ロイヤル・ティレル古生物学博物館では様々な体験プログラムも行なわれており、そちらと併せて利用される機会も多いようです。