公園・緑地情報
公園の楽しみ方
利用する人の目的に応じて、公園の楽しみ方は様々です。特に用がないままフラリと立ち寄るのも、立派な公園の楽しみ方のひとつです。
公園のリフレッシュ効果

「森林セラピー」といった言葉に代表されるように、緑地には人にリフレッシュ効果を与えることが、近年の科学的な研究で報告されています。森林の持つ音や香りが人間にとって健康な効果をもたらすと言われています。忙しくて大きな公園まで行っている暇がないという人にとっては、街中にある小さな公園も同様のリフレッシュ効果をもたらしてくれます。都市開発計画において、公園は利用者の心身の健康を促すものとして大変重要視されており、いまや現代を生きる人々にとって欠かせない存在となっています。
「何をしたいか」に応じて公園選びを
公園の楽しみ方は大別して、「アクティブに体を動かす」か「ゆったりした時間を過ごす」の二つです。公園はそれぞれ備えている施設や景観が違うため、自分の目的にあった公園を事前に調べておくことで、さらに有意義に楽しむことができるでしょう。
汗をかきたいアクティブ派
「ハイキングがしたい」「子どもを連れて行って巨大滑り台で遊ばせたい」場合は、アクティブ派向けの公園がおすすめです。例えば運動スペースのある公園や、広場や芝生のある公園、アスレチック施設のある公園などです。運動スペースを有している公園へ行く場合は、レクリエーション用具を持参するのも良いでしょう。広いグラウンドのある公園では、キャッチボールやミニサッカー、バドミントンなどの球技もできます。コートのある公園では、事前に申込むことでテニスを楽しむこともできます。もしスポーツ用品や遊具を持っていくことを忘れてしまっても、園内の売店や付近のコンビニで購入したりレンタルできたりすることもあります。
ゆったり時間を満喫派
どこの公園であっても、そこにある開けた空間は利用者の気持ちを和ませてくれますが、その公園の持つ特徴的な景観などを知っておくことは有益です。例えば季節によっては桜で有名な公園を訪れたり、ボートのある公園で水面をゆっくり漂ったり、といった具合です。カメラを持参して気に入ったシーンを撮るのもおすすめです。街中にある都市公園に子どもを連れて行って遊ばせた際、母親同士で知り合いになることもあります。地域コミュニティへ参加し、人とつながる機会が持てることも公園ならではの魅力です。
持っていくと重宝するもの
あればさらに公園を楽しみ尽くせるアイテムを確認しておきましょう。
- お弁当
- 公園内や公園の近隣に飲食施設がない場合は、お弁当があれば安心です。
- レジャーシート
- 座ったり横になったりする際に活躍します。
- ゴミ袋
- ゴミ箱が設置されていない公園もあります。そんなときに持ち帰り用のゴミ袋は必須です。マナーをきちんと守ることで他人に迷惑をかけないばかりでなく、利用者本人が気持ち良く公園を楽しむことができます。