公園・緑地情報
岩手県にある特徴的な公園/ホームメイト
岩手県にある、特徴的な公園をご紹介します。
歴史と自然が共存する公園

47都道府県の中で2番目に広い面積を持つ岩手県ですが、県内にある中からいくつかの公園をご紹介します。
十和田八幡平国立公園
岩手県・青森県・秋田県にまたがる国立公園です。広大な敷地内に那須火山帯の火山群と十和田湖や八幡沼、奥入瀬(おいらせ)渓流など、多種多様な自然が存在します。温泉地も各所にあり、観光客で賑わいます。
盛岡城跡公園
盛岡市にある公園で、「岩手公園」とも呼ばれます。国の史跡に指定された盛岡城を園内に有し、石垣造りの迫力ある姿を眺めることができます。桜、梅、藤棚、バラ、アジサイ、紅葉といった、四季折々の花を見ることもできます。
三陸復興国立公園
岩手県・青森県・宮城県にまたがる海岸の国立公園です。東日本大震災で被災した地域の復興と、被害の伝承を目的として開園しました。地形はその特色から大まかに2つに分けられ、北部では「海のアルプス」とも呼ばれる大規模な海食断崖が連続して見られます。一方で南部はリアス式海岸となっていることから、入り組んだ湾が織り成す景色を眺めることができます。
復興の象徴として有名な「奇跡の一本松」や、震災により被害を受けたキャンプ場を保存するなど、被害を後世に語り継いでいくための取り組みも積極的に行なわれています。良好な漁場を多く有し、海の幸を食べることもできます。
大籠キリシタン殉教公園
一関市にある歴史公園です。キリスト教が伝来し、布教から迫害、そして殉教に至るまでの歴史を学ぶことができます。各種の資料が閲覧できる資料館の他、彫刻家の舟越保武氏が設計を行なった大籠殉教記念クルス館などがあります。
北上市立公園展勝地
北上市にある都市公園です。「日本さくら名所100選」に認定されており、「みちのく三大桜名所」としても知られています。園内には約1万本の桜と10万株のツツジが植栽されています。およそ2kmにわたって続く桜並木が満開になる様子は圧巻です。
御所野縄文(ごしょのじょうもん)公園
二戸郡(にのへぐん)一戸町(いちのへまち)にある史跡公園です。縄文時代の集落があった御所野遺跡が公園として整備され、開園しました。遺跡発掘調査によって得られたデータから住居や村、生活に必須であった水場遺構などの復元が行なわれ、実際に園内を歩くことで縄文時代の生活を実物大で体感することができます。土器作りや勾玉作りといった体験工房も充実しており、遊びながらにして歴史を学ぶことができます。