公園・緑地情報
リンカーン・パークの特徴
リンカーン・パークは、アメリカ、イリノイ州のシカゴにある都市公園です。シカゴにはミシガン湖の湖岸に沿って、広大な面積を持つ都市公園が複数整備されていますが、このリンカーン・パークはその中でも最大のものです。
リンカーン・パークとは

アメリカ合衆国のリンカーン・パークの特徴をご紹介します。
リンカーン・パークの歴史
1843年、シカゴ地区唯一の墓地として整備されたものが今日のリンカーン・パークの母体となりました。そして1864年、シカゴ市議会によってこの墓地を公園として整備することが決定されました。
公園内の主な施設・設備
園内には温室の植物園や博物館、庭園や池などがありますが、その中から特に代表的な施設をご紹介します。
各種運動施設
利用者に体を動かすレクリエーションを提供すべく、非常に多くの運動施設があります。
- 野球グラウンド×15
- ソフトボールグラウンド×2
- テニスコート×35
- ゴルフコース×1
- バレーボールコート×163
その他、サイクリングコース、ジョギングコースなどがあります。これらに加えて湖岸にヨットハーバーやビーチがあり、水を使ったレクリエーションも楽しめます。リンカーン・パークで楽しめるスポーツは実はまだ他にもあり、公園の広さが改めて実感させられます。
リンカーン・パーク動物園
公園を代表する、最も人気のある施設のひとつです。1868年に開園して以来、多くの来園者に親しまれています。年間の入園者数は300万人に及びますが、入園料が無料なのも特徴です。
- グレート・エイプ・ハウス
- ゴリラやチンパンジー中心に飼育されています。動物たちは人に慣れておりフレンドリーなため、来園者と交流する風景がしばしば見られます。
- レプタイル・ハウス
- 爬虫類を中心に展示されています。
- シーライオン・プール
- アザラシなどが飼育されている水槽です。水面下がガラス張りになっており、水上、水中のどちらからでも鑑賞することができます。
- ファーム動物園
- 馬、牛、豚などの、農場にいる家畜動物が飼育されていますが、特徴的なのは餌をあげるなどの触れ合い体験ができることです。
彫刻の数々
園内には各所に彫刻が設置されており、来園者が観賞することができます。
リンカーン・パークに訪れる人たち
近隣に住む人たちからは、主にレクリエーションや休息の場として利用されています。リンカーン・パーク動物園に観光客が訪れる機会は多いですが、入園料が無料なこともあり、近隣住民が繰り返し利用する機会も多いようです。