公園・庭園/緑地公園用語辞典
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国定公園
こくていこうえん「国定公園」とは、国立公園に準ずる景勝地として国が認める公園のこと。自然公園法に基づき、関係する都道府県の申し出を受けて、環境大臣が審議会の意見をもとに区域を定めて指定される。国立公園は国が管理を担うが、国定公園の事業は自然公園法によって主に都道府県が行なうと規定されている。1950年(昭和25年)に初の国定公園として滋賀県の琵琶湖国定公園、新潟県の佐渡弥彦(さどやひこ)国定公園(現・佐渡弥彦米山国定公園)、大分県・福岡県・熊本県にまたがる耶馬日田英彦山(やばひたひこさん)国定公園の3ヵ所が指定されたのが始まり。以降、日本国内で50ヵ所を超える公園が国定公園として指定されてきた。なかには国定公園から国立公園へ昇格した例もある。
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