光久寺の茶庭
ここはおよそ1200年前に開創された光久寺の境内にある茶庭です。
富山県指定名勝になっています。拝観料を払う窓口がないので山門をくぐったら右手にある玄関のインターフォンを鳴らして開けてもらい、志を納めます。案内されてお庭のところに行くと畳に座して眺めます。お庭は四方囲まれているので日の光が入る午後から訪れた方が綺麗に眺められると思います。
回遊式になっているので渡り廊下を歩きながら一回りしてお庭を眺めることもできます。色々な場所から違った感じで眺められるので楽しいですね。サツキの木が沢山ありましたが訪れたタイミングが悪かったのか、花は少ししか咲いていなかったのがとても残念です。やはり見ごろはサツキが咲く頃と11月下旬の紅葉の時だそうです。12月は冬季休園になります。
渡り廊下の屋根には苔が活きていたり、内廊下からの明暗のコントラストが素晴らしいです。
渡り廊下そのものや書院造り、茶室も素晴らしくお庭と一体になった感じが良く、静かな空間で過ごすのにはぴったりですね。