言わずと知れた日本三名園
兼六園は、石川県金沢市兼六町1に立地する日本庭園です。言わずと知れた日本三名園です。
私は去年の11月に旅行で兼六園に行きました。個人的な話ですが、私は茨城県出身のため、同じく日本三名園の偕楽園に行ったことがあります。そのため岡山の後楽園に行けば日本三名園に全て入園することになります!
私は事前に何も調べずに訪れましたが、訪れた日が11月の文化の日だったためたまたま無料で入園出来ました。他にも年末年始やお盆などの年に数回無料開園している時があるようです。通常時の入園料は大人320円、子供100円だそうです。また入園料の支払いは(料金所の看板に書かれていましたが)現金の他にクレジット払いや電子決済も対応しているそうで思っていたより多岐に渡っていて少し驚きました。
私が訪れた日は、上記の通り無料開園されていたため、他の日より入園者は多かったのではないかと思われます。金沢21世紀美術館の方にある入園口から入ったのですが、出入口周辺は混雑していたため入園者が他の日より多かったのではと思いました。他にも何ヶ所か出入口はあります。
入園して正面にある瓢箪の形状を模した「瓢池」を起点として時計回りで散策しました。
次に訪れたのが霞ヶ池、唐崎松、徽軫灯籠があるエリアです。観光マップなどに載っているのがこのエリアです。兼六園と言えば雪吊りと徽軫灯籠の印象があったので実物を見られて気持ちが高揚しました。雪吊りは江戸時代から行われている日本海側の豪雪対策で、(訪れた時は準備中でしたが)太平洋側の人からすると見慣れないので物珍しさがあり、かつ庭師さんの伝統的な技法で後世に受け継ごうとする気迫が垣間見えました。
奥に進むと、「根上松」という松があり、盛土の上に植樹し、徐々に鋤取っていき根が露わになったという言い伝えがあるそうで、商売繁盛や成績向上の願掛けで信仰があったそうです。さらに進むと梅林があり、前田家が統治していた時代に全国各地の梅が植えられており、栄華を極めていたのも分かりました。この梅林の一角には、松の傷があり、太平洋戦争の時に軍用航空機の燃料として松脂が取り出されており、戦争末期の極限まで陥っている状態が想像出来ました。
その後道なりに進むと、「瓢池」に到着です。ゆっくり見て1時間くらいで回れるので、行きやすいかと思います。
また行ってみたいと思います。