兼六園
石川県金沢市にある日本庭園の兼六園。岡山市の後楽園と、水戸市の偕楽園と共に日本三名園として呼ばれています。
兼六園は年中無休となっています。ただ、季節によっては開園時間が異なっていて、3月1日から10月15日7時から18時、その他の時期は8時から17時までとなっています。
兼六園は四季で様々な表情を見ることができる庭となっています。春には桜が咲き、夏には新緑と様々な花が咲き、秋には紅葉が美しく、冬には雪吊りを観ることが出来ます。
中でも有名なのはやはり冬の雪吊りです。雪吊りは北陸地方の特有のもので、雪による枝折れを防ぐため、縄により枝を保持する事です。この縄により、幾何学的な模様が浮かび上がり、自然豊かな庭園と人工的な縄のアクセントにより、他の季節では観ることのできない庭園を観ることができます。
私がこれまで訪れた日本庭園の中でも最も美しく、見どころの多い庭園でした。雪の降る季節に訪れた訳ではないので、雪の積もった雪吊りを見ることは出来ませんでしたが、雪吊り自体は設置されていて見ることが出来ました。今度は雪の積もる季節に訪れてみようと思います。