平安神宮のクチコミ
平安神宮は、京都市左京区にある神社です。
京都にはよく遊びに行ってましたが、お寺の参拝が多く実は神社への参拝は平安神宮が初めてでした。一度は行ってみたかったので念願かなってやっと参拝しました。
大正天皇及び皇后の大正天皇皇后宮である宮中三殿の一つと言われているそうで、1925年に創建され、平安時代の栄華と文化をたたえるために建立されたそうです。
平安神宮は、それはそれは大きな神社で、広大な敷地と美しい庭園が特徴です。
中に入ると穏やかな雰囲気と歴史的な趣を感じずにはいられません。
境内には拝殿や本殿があり、一つ一つを見ていくととても時間がかかるのですが、歴史を感じることができますよ。
お庭の中には電車が展示されていました。
京都市交通局二号電車というそうで、明治44年に製造された現存する国内最古の電車だそうです。明治28年2月1日、日本最初の営業電車として京都電気鉄道が開業され、同年4月に内国勧業博覧会の会場である平安神宮の付近にも路線が拡大し日本の電気鉄道の先駆けとなったそうです。
その後、明治45年に京都市営の電気鉄道が開業し、大正に合併したそうです。最後まで残った北野線が廃線となった昭和36年に廃車となりその後平安神宮創建に深い関係があることから京都市より払い下げとなって記念として保存してあるそうです。
車体は梅鉢鉄工所が製作、電動機はアメリカのゼネラル・エレクトリック社の製品だそうです。先駆的な初期国産路面電車としての意義を持ち、交通史上価値が高いと評価され、令和2年9月30日、重要文化財に指定されたとの事です。
また、広い宮内の中の名勝庭園と呼ばれるお庭は美しい日本庭園の中を散策できるようになっており、四季折々の花達が出迎えてくれます。ちょうど行った時には紫の撫子の花が綺麗に咲いており、そこに古今和歌集の歌が木札で添えてありました。他のお花にもそれぞれの和歌が添えてあり、とても趣き深いです。