平安神宮
平安神宮は、朱色が色鮮やかな境内が有名で、京都観光でもぜひ訪れたい場所のひとつです。境内は、結婚式やライブなどの会場になったり、創建当時から京都の人々に親しまれ続けている存在です。平安神宮への交通手段ですが電車は、平安神宮の最寄り駅は地下鉄東西線「東山駅」もしくは京阪鴨東線「三条駅、神宮丸太町駅」です。東山駅からは徒歩約10分、「三条駅、神宮丸太町駅」からは徒歩約15分で到着します。京都駅からのアクセスの場合は、バスの利用が便利です。市バス5系統もしくは洛バス100号、110号系統に乗車し、岡崎公園美術館、平安神宮前、バス停で下車します。北へ5分ほど歩くと到着です。車の場合は、平安神宮には駐車場がありませんので、近くに京都市営岡崎公園駐車場など、岡崎公園のあたりに一時預かりの有料駐車場があるので、近隣の駐車場を利用するのが良いです。平安神宮の歴史ですが、平安神宮の創建は1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して創建されました。第50代天皇の桓武天皇を祭神に迎え、幕末の戦乱で荒廃した京都の再興を願った京都の人々により建てられたのが由来です。桓武天皇は平安京の遷都を行った天皇で、おや神様と親しまれ、在位中は難民の救済や学問の奨励を進めたとされ、復興を願う京都の人々に慕われていたと言えます。1940年(昭和15年)には、明治維新の基を築いたと言われる第121代天皇の孝明天皇も、祭神として鎮座しています。社殿の大極殿は、平安京の大内裏の正庁「朝堂院」を縮小して再現した作りになっていて、平安時代の雅やかな京都を現在まで伝えています。天皇の即位や、新年の朝賀など、国の主要な儀式が行われる建物です。国の重要文化財に指定されています。平安神宮のみどころは桜、大鳥居、神苑です。個人的には、大鳥居が好きです。大鳥居は応天門から神宮道を通った道、京都国立近代美術館前にあります。1928年(昭和3年)に、昭和天皇の大礼を記念して建てられました。高さ24m、幅18mにもなり、建設当時は国内最大の鳥居だったと言われています。京都に行った際は、ぜひ平安神宮に寄ってみてください。